お知らせ

AI-OCRにより蓄積した決算書情報の高度な分析を通じた信用リスク管理・融資営業の強化に資するPoC(金融DX)を開始

大量の決算書をAI-OCR「AIRead」でデータ化、高度な分析で金融DXを目指す

当社と株式会社山梨中央銀行(本店:山梨県甲府市、代表取締役頭取:古屋 賀章、以下 山梨中銀)、日本リスク・データ・バンク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾 誠、以下 RDB)の3社は、融資先企業の決算書の様々な非定型の文書からAI-OCR「AIRead」を活用した高度なデータ分析を実施することで信用リスク管理の高度化を図るPoCを2023年9月から2024年3月まで実施いたします。併せて、融資営業の促進にも資する枠組みの実現を目指します。
また当社では、生成AIを活用し同一の課題を持つ他の金融機関への展開を進めて参ります。

PoC実施の背景

山梨中銀は、融資先企業の財務状況の的確な把握のために、2021年1月から当社のAI-OCR「AIRead」を活用し、決算書の勘定科目内訳明細書のデータ化を実現しております。
また、RDBは山梨中銀をはじめとする金融機関に対し、様々なデータベースに基づく高度なデータ分析・モデル構築を行っております。
この3社が課題を共有し、それぞれの役割を果たすことで、山梨中銀に眠るデータを掘り起こし、様々な分野に活用できると考えました。

PoCの概要

本取り組みで実施予定のテーマは以下となります。

  • 信用リスク管理の高度化、営業推進等への活用
  • 地主の分析・把握と不動産・金融資産の選定
  • 不動産の販売・購買意欲のマッチング分析と選定

AI-OCR「AIRead」を通じ、山梨中銀が新たに利活用可能となるデータ(例:勘定科目明細情報)を取得することで、融資先企業の成長性や、変化変調を適時的確に検知するといった、新しいコンセプトモデルの構築を図ります。また、この様な研究を通じ、融資営業の促進に資する枠組みを実現することで、営業担当者が融資先企業とのコミュニケーションを円滑に行い、地域金融機関として地元経済の活性化を目指します。

金融機関向け、融資審査業務における勘定科目内訳明細のデータ化ソリューション

金融機関における、勘定科目内訳明細書のデータ化作業を効率化します。
AIReadが非定型の勘定科目内訳明細書(国税庁フォーマット)をデータ化し、融資審査・財務分析システムと連携することで融資審査業務の高度化を実現します。

詳しくはこちら

導入事例

金融機関様の導入事例は以下を参照ください。

山梨中央銀行 様
金融機関の業務をAI-OCRで改善!AIReadが実現した勘定科目明細の自動読み取り

みずほ銀行 様
営業スタイルに変革を起こす!勘定科目明細のデータ化を推進し、未来に向けた競争力を高める営業DX

山梨中央銀行株式会社について

【会社概要】
会社名 : 株式会社山梨中央銀行
所在地 : 山梨県甲府市丸の内1-20-8
設 立 : 1941年12月
代表者 : 代表取締役頭取 古屋 賀章
URL  : https://www.yamanashibank.co.jp/

日本リスク・データ・バンク株式会社について

【会社概要】
会社名 : 株式会社日本リスク・データ・バンク
所在地 : 東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス15F/5F
設 立 : 2000年4月
代表者 : 代表取締役社長 長尾 誠
URL  : https://www.riskdatabank.co.jp/

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