AIRead 金融ソリューション

金融機関向け、決算書AI-OCRデータ化ソリューション

決算書のデータ化・分析業務によくある課題

金融業界を悩ませる、財務諸表や勘定科目内訳明細書などの紙の書類。
手動入力の工数やデータのミス、苦労して入力したデータも効率的な活用ができていない等、業務関わる課題は多岐にわたります。

データ化を検討しても、様々な形式の大量の書類を高精度で読み取るのが難しいなどの課題を抱え、踏み切れていない企業も多いのではないでしょうか。

● 融資先からの提供手段が様々で決算書データの品質が安定しない
● 勘定科目内訳明細書は種類・枚数が多く旧型OCRでは読み取りが困難(データ化に多大な工数がかかる)
● 高度な融資審査には多種多様な データと業務知識が必要となる
  などなど…

決算書AI-OCRデータ化ソリューションで実現できること

企業の信用格付資料等の書類作成の自動化や、減価償却不足の自動検知など、
人の手で行っていた作業を削減することで業務を効率化させます。

正確なデータを使用したAIによる自動検知を活用することで、行員の経験・知識を問わずに
人的な思い込みが入らない財務判定や、より正確な企業の収益力の把握が可能になります。

本部でデータに基づいたニーズ把握を行うため、営業員では気づきにくい潜在的ニーズの
検知が可能です。商流・業界傾向からのビジネスマッチングなど事業成長を支援します。

AI‐OCR×システム連携で業務改善

AI‐OCR「AIRead」 は、勘定科目内訳明細書などの各科目の自動判定、必要な項目の自動抽出、加工・集計を行い、高精度で読み取りが可能です。

業務活用例

例:企業の信用格付資料等の自動作成

例:粉飾決算の自動検知

例:顧客マーケティングによるニーズの発掘

主な機能

AIRead が帳票内の文字を認識し自動仕分け

複数ページを一括でスキャンした結果、ページごとに内容が異なるデータであっても、AIRead がページ内のキーワードから帳票の種類を自動判定し、最適なCSVファイルを出力します。

AIRead ETL Option でデータ加工・集計

勘定科目内訳内訳明細書の書式が変わっても、AIRead ETL Option が新旧フォーマットの項目の差異を吸収し、同一フォーマットのCSVに加工することで利用しやすいデータを作成します。

読取りデータ

PDF、TIFFファイル、
TKCモニタリングサービス

高精度の読取

日本語:90 % 以上
数 字:98 % 以上

閉域網で利用可能

Azure VM、AWS EC2、
オンプレミスサーバ

データ入力補正機能

勘定科目、種類補正機能、
金額の検算機能など

コード紐付け機能

金融機関コード、法人番号、
帝国DBコードの紐付け機能

ブラウザ実行

専用端末、スキャナ機器、
ソフトウェア等は不要

データ化の処理の流れ

勘定科目内訳明細書の読み取りからデータ化までを一気通貫で行う事ができます。
処理の流れは以下の図の通りです。

対応済み勘定科目内訳明細書

①預貯金等の内訳書⑩仮受金(前受金・預り金)の内訳書
②受取手形の内訳書⑩源泉所得税預り金の内訳書
③売掛金(未収入金)の内訳書⑪借入金及び支払利子の内訳書
④仮払金(前渡金)の内訳書⑫土地の売上高等の内訳書
④貸付金及び受取利息の内訳書⑬売上高等の事業所別内訳書
⑤棚卸資産(商品又は製品、半製品、仕掛品、原材料、貯蔵品)の内訳書⑭役員給与等の内訳書
⑥有価証券の内訳書⑭人件費の内訳
⑦固定資産(土地、土地の上に存する権利及び建物に限る)の内訳書⑮地代家賃等の内訳書
⑧支払手形の内訳書⑮権利金等の期中支払の内訳
⑨買掛金(未払金・未払費用)の内訳書⑮工業所有権等の使用料の内訳書
⑨未払配当金・役員賞与の内訳書⑯雑益、雑損失等の内訳書
※国税庁の標準フォーム16種22科目 
※B/S、P/L等の決算5表は2024年度中に対応予定

お問い合わせ