当社は、オンプレミス・スタンドアロン環境向けAI-OCR「AIRead Stand-alone」の追加機能としてETLツール *「AIRead ETL Option Stand-alone」を2022年9月1日より提供開始いたします。
本ツールはスタンドアロン環境でAIReadを利用する場合において、読み取り後のデータを他システムへ連携するためのデータ抽出・加工・並び替え等を行うためのソフトウェアです。これまでオンプレミス・サーバ環境で集中利用を前提に提供してきたソフトウェアを、スタンドアロン環境で分散利用したいというニーズに応えるため、本ソフトウェアの提供元である株式会社ユニリタ協力のもと商品化いたしました。これにより、RPAでは難しい大量データの高速処理、整合性のチェック、データベースへの直接のアクセス等を可能とし、AI-OCRを活用したシステムの実装コストを大幅に削減するとともに、安定したシステム運用を可能にします。
アライズイノベーションでは今後もAI-OCRの開発を進め、あらゆる企業・自治体の業務効率化、生産性の向上、自動化を実現するための機能の充実を図ってまいります。
* ETLツール:
データを抽出・収集(Extract)し、用途に応じて変換・加工(Transform)したうえで、その先にある格納先に有用な情報として配信・送出(Load)してくれる、ITプロダクトのカテゴリーの一つです。
AIReadからデータ加工・ロードまでのイメージ
「AIRead ETL Option Stand-alone」について
- 概要
書類からの文字認識とデータ化は「AIRead Stand-alone」で行います。「AIRead ETL Option Stand-alone」は、「AIRead Stand-alone」が出力したデータを他システムに連携するためのデータの整合性のチェック、データ変換・加工を行います。「AIRead」が読み取ったデータの確認の手間や工数を大幅に削減し、自動化を推進することでシステム全体の品質、業務生産性の向上を図ります。 - 提供価格
製品名 | ライセンス | 年間サポート(次年度より) |
AIRead ETL Option Stand-alone | 352,000円 / PC 税込 (320,000円 / PC 税抜) | 70,400円 / PC・年 税込 (64,000円 / PC・年 税抜) |
- 注文受付開始日
2022年8月15日(月)
- 提供開始日
2022年9月1日(木)
- AIRead ETL Optionの詳細はこちら
AIReadとは
AIReadは、CNNやLSTMなどのDeep Learningを活用して文字を認識、データ化(OCR)するソリューションです。
手書き・活字文字、定型・非定型書類のデータ化が可能で、学習機能も有しています。
オンプレミス(スタンドアロン型、サーバ型)、クラウド(SaaS型、LGWAN-ASP型)など、様々な形態での利用が可能です。
AIReadの特長
- 最新の AI や画像処理を活用した OCR 機能を搭載しています
手書き・活字、定型・非定型など、様々な種類の帳票のデータ化が可能です。フリーピッチの手書き文字、チェックマーク、丸囲み、バーコードなどの読み取りができます。また、コロナワクチン予防接種の予診票に添付されたワクチンロットシールなどの読み取りも可能です。 - 利用者が使い易いツールを提供します
読み取りたい帳票定義や手書き文字の学習機能を、利用者が自由に使用できます。定型・非定型の帳票定義の作成、文字の学習、プレビュー(読み取り結果の確認・編集)ツールを提供します。 - 誤読文字を学習することで読取精度の向上が可能です
文字学習ツールを用いて、誤読した文字の画像ファイルを教師データとして学習させることで読取精度の向上が実現できます。
AIRead ETL Option Stand-alone提供開始キャンペーン
読取枚数無制限のAIRead Stand-aloneに、今回提供を開始するAIRead ETL Option Stand-aloneをパッケージ化。デスクトップ環境でOCRからデータ変換出力までの自動化を実現します。
2023年3月納品分までキャンペーン価格でご提供いたします。
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