– オンプレミス環境で教師データ自動作成機能を搭載しAI OCRの自己学習能を容易に実現 –
当社は、AI OCRの新バージョン「AIRead Ver. 3.2」を2021年12月15日より販売開始いたします。
新バージョンでは文字学習機能を強化し、オンプレミス環境でAI OCR用の教師データを自動作成する機能を提供いたします。これにより、お客様の環境で継続的な識字率の向上が容易に実現できます。
また、今後もAIReadは「自動化」をテーマに、文字の自動学習、既存システムへの自動連携など、お客様の業務効率化・自動化を実現するためのソリューションを開発・提供してまいります。
教師データ自動作成から追加学習のイメージ
処理の流れ
- AIReadの実行
AIRead(AI OCR)を実行します。
オンプレミス環境下に、読み取り結果が出力されます。 - 誤読個所の修正
読取結果をAIRead Viewerで確認します。
誤読のあった個所はAIRead Viewerで修正・保存し、CSVファイルに出力します。 - 教師データの自動作成
修正された箇所の文字画像ファイル、修正後の値が、それぞれ教師データ、正解データとして蓄積されます。
修正の都度、オンプレミス環境に教師データが蓄積されていきます。 - 追加学習の実行
蓄積された教師データ、正解データを用いて、追加学習を実行します。
学習後に作成されたモデル(AIエンジン)を更新することで、識字率の向上が期待できます。
なお、今回のバージョンでは「手書き数値」が教師データ自動作成の対象となります。
今後、他の文字にも順次対応してまいります。
提供開始時期
2021年12月15日 より
販売価格
AIRead ソフトウェア(買取型の場合)
製品名 | 初期費用(ライセンス費用) | 年間保守費用 |
AIRead Stand-alone | 1,056,000円 / PC | 211,200円 / PC・年 |
AIRead Standard | 3,960,000円 / サーバ | 792,000円 / サーバ・年 |
AIRead Enterprise | 5,280,000円~ / サーバ | 1,056,000円~ / サーバ・年 |
※金額は全て税込みです
AIRead 推奨利用環境
AIRead Stand-alone
OS | Windows 10 |
CPU | 2 core (推奨 4 core) 以上 |
メモリ | 8 GB (推奨 16 GB) 以上 |
HDD | SSD 50 GB 以上の空き領域 |
AIRead Standard / Enterprise
OS | Windows Server 2016 / 2019 |
CPU | 2 core (推奨 4 core) 以上 |
メモリ | 16 GB (推奨 32 GB) 以上 |
HDD | SSD 100 GB 以上の空き領域 |
スキャナ
接続方法 | USB または LAN |
解像度 | 300 dpi |
カラー設定 | グレースケール または フルカラー |
ファイル形式 | PDF, JPEG, PNG, TIFF |
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