アライズイノベーション、AI OCR「AIRead」の新バージョン3.1をリリース

– 帳票定義の自動作成機能と新型コロナワクチン接種の予診票読取機能を強化 –

当社は、AI OCRの新バージョン「AIRead Ver. 3.1」を2021年10月20日より販売開始いたします。
新バージョンでは定型の読取定義作成を支援する機能を強化し、未記入の帳票と記入済みの帳票を読み取ることで、差分や帳票内の矩形、文字の特徴を自動判定し、帳票定義を自動生成する機能を提供いたします。また、新型コロナワクチンのブースター接種に備え、これまでの予診票読取機能に新たに３回目の予診票の書式に対応した「AIRead予診票読取オプション Ver. 3」を提供いたします。
今後もAIReadは「自動化」をテーマに、文字の自動学習、既存システムへの自動連携などを開発・提供していく予定です。
これによりお客様のDXを支援し、様々な紙のデータ入力作業を効率化することで「働き方改革」を実現いたします。

帳票定義の自動生成イメージ

予診票（3回目）のAIRead読取定義の例

予診票（3回目）の接種券部分の定義例

AIReadとは

AIReadは、CNNやLSTMなどのDeep Learningを活用して文字を認識、データ化（OCR）するソリューションです。
手書き・活字文字、定型・非定型書類のデータ化が可能で、学習機能も有しています。
オンプレミス（スタンドアロン型、サーバ型）、クラウド（SaaS型、LGWAN-ASP型）など、様々な形態での利用が可能です。

AIReadの特長

• 最新の AI や画像処理を活用した OCR 機能を搭載しています
  手書き・活字、定型・非定型など、様々な種類の帳票のデータ化が可能です。フリーピッチの手書き文字、チェックマーク、丸囲み、バーコードなどの読み取りができます。また、コロナワクチン予防接種の予診票に添付されたワクチンロットシールなどの読み取りも可能です。
• 利用者が使い易いツールを提供します
  読み取りたい帳票定義や手書き文字の学習機能を、利用者が自由に使用できます。定型・非定型の帳票定義の作成、文字の学習、プレビュー（読み取り結果の確認・編集）ツールを提供します。
• 誤読文字を学習することで読取精度の向上が可能です
  文字学習ツールを用いて、誤読した文字の画像ファイルを教師データとして学習させることで読取精度の向上が実現できます。

AIRead 予診票読取オプションの特長

• ワクチン接種の予診票、接種券（クーポン券）、ワクチンロットシールの読み取り機能を強化したAI OCRです。新型コロナワクチン接種に関わる接種券、各ワクチンメーカーのロットシールは、あらかじめ当社が読み取り設定を行い提供します。これにより、導入から利用までを素早く行うことができます。
• 新型コロナワクチン接種の予診票以外にも、インフルエンザや小児用ワクチンなど 一般的な予診票の読み取りにも利用できます。それぞれの予診票の読み取り個所の定義、ワクチンロットシールのイメージ（画像）の登録は、自治体様がAIReadを用いて簡単に行うことができます。
• 高性能のAI OCRをオンプレミス（スタンドアロン または クライアント・サーバ）型で利用可能です。外部ネットワークへの接続が不要のため、個人情報の漏洩などセキュリティの不安がありません。
• 使用するパソコン、スキャナは、自治体様が現在所有のもの※を利用できます。
  ※AIRead推奨利用環境を参照

提供開始時期

2021年10月20日 より

初月無料キャンペーン

初月無料のトライアル利用が可能です。
お申し込みは以下より必要事項をご記入下さい。

販売価格

AIRead ソフトウェア（買取型の場合）

AIRead 予診票読取オプション（スタンドアロン型）

※金額は全て税込みです

AIRead 推奨利用環境

AIRead Stand-alone

AIRead Standard / Enterprise

スキャナ

お問い合わせ先

※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。