コラム

AI(人工知能)でデータ入力を効率的に

AI(人工知能)でデータ入力を効率的に
AI OCR 『AIRead』(エーアイリード)

2020年8月
アライズイノベーション株式会社
CEO 清水 真

ここ数年で飛躍的な進歩を遂げているAI(人工知能)。様々な分野での活用が期待されていますが、一般の事務作業で行われるデータ入力業務においても「AI OCR」というかたちでAIの活用が始まっています。

OCR(Optical Character Reader)とは、画像データから文字部分を認識し、データに変換する光学文字認識機能です。具体的には、紙文書をスキャナーで読み込み、書かれた文字を認識しデジタル化する技術です。

人間は、紙に書かれた文字を無意識に理解できますが、コンピューターは自動的に読み取ることができません。そのため、紙に書かれた文字をデータ化するには、一度、人間が読み取りパソコンでデータに入力する作業が必要となります。しかし、単純に文字を入力する作業は非常に効率が悪く時間がかかります。この作業を代わりに行ってくれるのがOCRです。

「AI OCR」とは、OCRにAIの技術を活用したものです。AIの技術を用いることで、文字認識率の向上や、読み取りたい項目の指定をせずにデータ化ができるようになりました。

当社が開発・販売するAI OCR『AIRead』もその一つです。手書きの文字認識はもちろん、体裁が定まっていない、データの位置が可変の文書でも、AIが読み取りたい項目を見つけ出しデータ化することができます。 従来手作業で行っていた紙からの入力作業を効率化し、生産性を高めることが可能です。『働き方改革』の手段として、検討してみてはいかがでしょうか。

(株)立川紙業 様向け 寄稿文より